『死」を感じる Pashpatinath Temple
バグマティ川岸にあるシヴァ神の寺院「パシュパティナート」は、ネパールで一番古いヒンドゥ教の寺院。歴史は4世紀まで遡るそうですが、現在の寺院の建設は17世紀頃。
メインテンプルはヒンドゥー教徒以外入ることはできませんが、河辺の火葬場の光景を見ることができるので有名です。
27年前にもここを訪れた。当時、寺院の周りで歩いていたら10歳くらいのネパール人の小学生の男の子に話しかけられ、一緒にお寺に行こうと誘われて寺院にお参りした。(ヒンドゥー教徒のみ入れるとは知らず、特に止められもしなかった)
沢山のシヴァリンガムがあって、そこで女の人が瞑想していたのが印象的だった。(それが寺院の中だったのか周囲だったのかはわからない)
お参りした後にその子から「結婚しよう」と言われたのには驚いた(笑)
今回はもちろんメインテンプルには入らず、敷地へ入る入場料を払って周囲と火葬場だけを見て廻った。
寺院はお参りの沢山の人達で賑わっていた。観光客に写真を撮影させてお金をとる観光サドゥーもちらほら。寺院の入り口まで行って外から大きなナンディー(シヴァ神の乗り物である牡牛)の後ろ姿だけ拝んで火葬場へ向かう。ここで火葬場を見るのは初めてだったかもしれない。
インドのVaranasiに行った時も火葬場のガートは横目で見て通り過ぎたような。
今回は川の反対岸に座ってしばらく見ていた。
見ているとちょうど親族の男性とみられる数人で、布に包まれた遺体を担架に乗せて運ん来た。布を少しめくって川の水で遺体の手足を洗う。手足の感じから年配の女性だと思われる。洗っているのは息子や孫だろうか? 隣にもまた担架に乗せられて遺体が運ばれてくる。少し下流では遺体を焼く煙が立ち昇っている。私以外にも沢山の人が無言でこの光景を眺めていた。
寺院の反対側では何かのお祝いのプージャをやっている人達が何組もいた。その反対側ではこのように死者を荼毘に付している。日本では見ることのない光景だ。
49歳になって人生の変わり目を感じていた私は、「古い私」の死を見送っているような気持ちになった。
しばらくして、歩いてきた方とは反対側の方へ行ってみた。
トイレに行きたくなったけど、こんな所にちゃんとしたトイレあるのかな?と思い小さなお茶屋さんで聞いてみるとまっすぐ行って左にあると。行ってみるとデーヴァナーガリ文字でशौचालयの文字が。ネパール語もサンスクリットと同じ文字なので読むことができた。shauchaは清める、Alayaは家だよな、、、あ!これがトイレか、、、と行ってみるとそうでした。こんなところで少し勉強したサンスクリットが役立つとは。
さて、そこから先へ歩いていくと小さなお寺が。猿がウロウロしているところに小さな女の子が歩いてきて、不用意にも猿に抱きついた!あ〜あ、と思った次の瞬間猿が女の子の腕に噛み付き、女の子が悲鳴をあげた。ヒヤッとした出来事だった。
この寺院がなんと、、Maha Yogi Goraksahnath と書いてあるではないですか!Gorakshanathはハタヨーガ・ナータ派の創始者。ヨーガを勉強している人は聞いたことある名前だと思います。ヨーガを実践している身としては思いがけず発見して嬉しかったです。
こうして一人気ままに歩きながら、思いがけない発見をするのが好きだ。
続く、、、、



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